写メ日記
今欲しいものは、まとまったお金です。
そのお金で実現したいことは、中学校の給食センターを作ることです。
だいぶ前の話になっちゃいますが、今年1月31日に配信した「みんなでツイキャス」内の忍くん持ち込み企画Q&A50で、「宝くじで1等当たったら何する?」という質問がありました。
僕はそのときも「給食センターを作る」と答えました。
以前掲載いただいた雑誌のインタビューでも同じことを言いました。
なぜ、僕はいつもそのように答えるのか。
今回はその理由について触れたいと思います。
給食センターというものは、お金があれば作れるわけではなく、自治体・食品会社・学校の認可や保護者の理解が必要です。
越えなければならないハードルは無数にあるものの、多くの人々が学校給食の実施・継続を望んでいることだと思います。
心身の成長が加速する10代前半の子どもたちに与えるべきことは、適切な生活環境と豊かな食事です。
成長期の食生活が疎かになると、その後の長い人生においてあまり良くない影響が続くことは明らかです。
未来を創造していく彼らに、栄養豊富で十分な量の温かい給食を提供することは我々大人の責務であると考えます。
しかしながら、僕が住んでいる神奈川県の公立中学校の給食実施率は25%しかありません。
多くの子どもたちは、保護者が毎朝作ってくれるお弁当を食べています。
それが手作りの美味しいお弁当であれば、何も言うことはないのかもしれません。
一方で、保護者の負担は相当なものだと予想します。
毎朝5時半には起きて、お弁当と朝食を作り、さらに他のさまざまな家事を片付けていくことは大きな労力と時間を必要とします(悲しいことに、日本ではその役割を果たしている多くの保護者が女性です)。
兄弟が複数人いると、その生活が10年以上続く場合もあります。
そこに学校給食があることで、子どもたちは温かい食事に歓喜し、保護者はもう少し長く眠ることができます。
今、日本の国家予算は、若い人たちのために有効に使われているようには見えません。
子どもたちに温かい食事を与えることなく、返済が必要な奨学金制度は継続し、なぜか高齢者の医療費や軍事費・防衛費などに莫大な資金が投入されています。
市民の声は官僚たちに届くことはなく、一部の勇気ある指揮者の呼びかけは様々な圧力によってかき消されてしまいます。
このような事態は、僕の目には悲劇のように映ります。
どうにかしてこの状況を変えたい。
そう思っているのは僕だけだはないと思います。
政治に直接参加することができるのは、年に数回の選挙くらいしかありません。
だからこそ、まずは自分の意識と消費活動(どこにお金を流すか)を愛のある方角に向けていきたいです。